「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
「アジアのベストバー50」とは、「世界のベストレストラン50」と同じイギリスの出版社が主催し、フランスを代表するナチュラルミネラルウォーター「ペリエ(Perrier)」がメインスポンサーを務めているアジアのバーランキングです。バーシリーズとして2016年に創設されました。2023年版の「アジアのベストバー50」において韓国(ソウル)からは6軒のバーが選出されました。今回はそのうち韓国を代表する高級街・清潭洞(チョンダムドン)にある3軒のバーを紹介します。3軒とも予約が必須ではありませんが、とても人気のバーで入店することができないこともあるので、予約してから行くことをお勧めします(予約方法は各バーの紹介ページに記載してあります)。清潭洞で素敵な夜を過ごしてみませんか?
※「アジアのベストバー50」の2023年版で13位にランクインした「BAR CHAM(バー チャム)」は「ソウルの韓屋バー&カフェ」の項目で詳しく紹介しているので、そちらを参照してください。
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ソウル「アジアのベストバー50」一覧
Zest(ゼスト)
Zestは「アジアのベストバー50」で2年連続ランクインしたカクテルバーです。2023年版では前年の48位から5位へと大幅ジャンプアップしました。さらに、「世界のベストバー50」の2023年版でも18位にランクインしていて、サステナブルなカクテルを提供するバーとして高い評価を受けています。バーがある場所はビルの1階で、入口が洞窟のようになっています。店内は石と木を基調としていて、高級感が漂っています。韓国人だけでなく外国人観光客もたくさん訪れています。
Zestには約20種類のカクテルがあって、カクテルの値段はすべて2万6000ウォンです(2024年5月時点)。シグネチャーカクテルはジン、桃ワイン、シャンパンビネガーなどが入った「コスモス」と、ヘネシー、焼いたピスタチオ、レモン、アンズ、ヴィーガンカスタードなどが入った「カスタードサワー」です。どちらも他のバーにはない珍しいカクテルなので、是非味わってみてください。カクテルの他にはウイスキーも何種類か取りそろえています。フードメニューは中東料理の「フムス」や「シャクシューカ」などがあります。
※フムスはひよこ豆をペースト状にした料理で、シャクシューカは朝食よく食べられている卵料理です。
Zestは予約必須ではありませんが、予約は韓国の予約サイト・アプリ「CATCH TABLE(キャッチテーブル)」から可能です。CATCH TABLEはメールアドレスだけで会員登録できるので、日本人でも利用することができます。予約ページは韓国語または英語となります。予約する場合はこちら(英語ページ)。
Zestの営業時間は月曜日から金曜日が18時30分から26時(ラストオーダーは時)までで、土・日曜日が15時から26時までとなっています。メニュー表には韓国語と英語のみで日本語表記はありません。
バーの様子は公式インスタグラムに載っているので、参考にするといいでしょう。Zestの公式インスタグラムはこちら。
最寄り駅:盆唐(プンダン)線 狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩3分 ハヌルビル1階
Le Chamber(ル・チャンバー)
Le Chamberはバーテンダーの世界大会「WORLD CLASS」で優勝経験のある2人のバーテンダーがオープンしたウイスキーバーです。「アジアのベストバー50」では2016年から8年連続でランクインしていて、2023年版では25位でした。さらに、「世界のベストバー50」の2023年版では56位にランクインしました。
Le Chamberはスピークイージー(隠れ酒場)がコンセプトのバーです。バーがある場所はビルの地下1階で、1階から階段を降りると小さな部屋に行き着きます。その部屋にある本棚がバーの入口になっているのですが、初めて訪れる人には入口が分からないようなつくりになっています。扉を開けると薄暗いバー空間が広がっています。
Le Chamberではカバーチャージ(入場料)として1万ウォンが発生します。シングルモルトウイスキーが70種類以上もあって、その他にビールやワイン、カクテルも取りそろえています。カクテルの値段はすべて2万7000ウォンです(2024年5月時点)。ウイスキーやカクテルの種類が多くて選ぶのに困ってしまう人はバーテンダーにお薦めを聞いてみるといいでしょう。酒のつまみとしてはフルーツとチーズ盛り合わせ、生ハム、エビ、パスタ、トッポッキなどがあって、基本のつまみとしてプレッツェルとトルティーヤチップスが出てきます。
Le Chamberも予約必須ではありません。先に紹介したZest同様にCATCH TABLEから予約することができます。予約ページは韓国語または英語となります。予約する場合はこちら(英語ページ)。
Le Chamberの営業時間は日曜日が19時から26時まで、月曜日から木曜日が19時から27時まで、金・土曜日が19時から28時(ラストオーダーは時)までとなっています。メニュー表には韓国語と英語のみで日本語表記はありません。
バーの様子は公式インスタグラムに載っているので、参考にするといいでしょう。Le Chamberの公式インスタグラムはこちら。
最寄り駅:盆唐線 狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩1分 ソホビル地下1階
Alice 清潭(アリス チョンダム)
Alice清潭はディズニー映画「ふしぎの国のアリス」をモチーフにしたスピークイージーバーです。「アジアのベストバー50」では先に紹介したLe Chamberと同じく2016年から8年連続でランクインしていて、2023年版では28位でした。
バーがある場所は地下1階で、地下へと降りる階段から童話の世界に吸い込まれるような雰囲気があります。階段の先は生花店になっていて、その生花店を奥に進んで扉を開けるとバー空間が広がっています。店内では「ふしぎの国のアリス」の映像が流れていて、カウンターやメニュー表など、あちこちにアリスの世界観が散りばめられています。Alice清潭には「WORLD CLASS」のファイナリストも在籍していて、コンセプトバーとしてだけでなくサービスとカクテルの質も高く評価されています。韓国の有名人もお忍びで訪れているそうです。
Alice清潭ではカバーチャージ(入場料)として1万ウォンが発生します。カクテルはクラシックカクテルとシグネチャーカクテルがあって、すべて2万7000ウォンです(2024年5月時点)。シグネチャーカクテルの中ではウサギ型のグラスにウォッカ、エルダーフラワー、スペアミントが入った「Hippity Hoppity」が人気です。ノンアルコールカクテルもあるので、酒が苦手な人でも楽しむことができます。カクテルの他にウイスキーやジンも数多く取りそろえています。酒のつまみとしてはソーセージ、チーズ、フルーツなどがあって、基本のつまみとして日本の菓子などが出てきます。
Alice清潭も予約必須ではありません。予約はCATCH TABLEから可能です。予約ページは韓国語または英語となります。予約する場合はこちら(英語ページ)。
Alice清潭の営業時間は日曜日から木曜日が18時から26時(ラストオーダーは時)までで、金・土曜日が18時から27時までとなっています。メニュー表には韓国語と英語のみで日本語表記はありません。
バーの様子は公式インスタグラムに載っているので、参考にするといいでしょう。Alice清潭の公式インスタグラムはこちら。
最寄り駅: 盆唐線 狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩2分