韓国第2の都市・釜山(プサン)を代表する市場といえば、「チャガルチ市場」と「国際市場」、「富平(プピョン)カントン市場」の3つが挙げられます。どの市場も釜山の代表的な観光スポットで、海外からも多くの観光客が訪れています。
今回は、釜山のショッピングの中心地である国際市場を取り上げます。
エスコートアガシとのデートでも使える場所なので参考にどうぞ。
国際市場の場所
引用:https://www.pusannavi.com/shop/2132/
国際市場があるのは、観光スポットが集中している南浦洞(ナムポドン)の中心エリアです。
国際市場の東側には「釜山タワー」、西側には「富平カントン市場」、南側にはかつて釜山国際映画祭のメイン会場だった「BIFF広場」があり、他の観光スポットへのアクセスがいい場所です。
最寄り駅: 釜山地下鉄1号線 チャガルチ駅7番出口から徒歩7分
国際市場の基本情報
国際市場は、戦前の日本統治が終了したあとから続いている伝統的な市場です。元々、国際市場と呼ばれる場所は12棟ある2階建ての建物だけでしたが、今では周辺の通りも含めて「国際市場」という一大観光スポットを形成しています。
この12棟は大きく6つの工区(区画)に分かれていて、主に1階では小売、2階では卸売販売をおこなっています。1工区はカバン・文房具・民芸品、2工区はキッチン用品・漆器・メガネ、3工区は寝具・雑貨、4工区は衣類・韓服(ハンボク)・絹織物、5工区と6工区は電化製品・機械工具というのが、販売されている主な品目です。
何でもそろう庶民市場という面では、ソウルの南大門(ナムデムン)市場に似ています。
営業時間:9時~20時(店舗によって多少異なります)
休業日:[2階の卸売市場]毎月第1・3日曜日
※旧正月と秋夕(中秋)は、ほぼすべての店が休みなので避けましょう。
市場の建物の東側には、外国人観光客向けの「アリラン通り」や、若者向けの「若さの通り」など、趣の異なる通りが広がっています。この辺りの道はちょっとした迷路のようです。国際市場全体では、1500を超す店が軒を連ねていて、非常に活気に満ちたエリアとなっています。
国際市場のグルメ
(ピビムタンミョン 引用:https://4travel.jp/travelogue/11165582)
国際市場の名物といえば、「ピビムタンミョン」と「ユブチュモニ」です。ピビムタンミョンは、タンミョン(春雨)と野菜をコチュジャンベースのヤンニョム(韓国たれ)で混ぜ合わせた料理です。ユブチュモニは、油揚げの中にタンミョンが入ったシンプルな料理になっています。市場を散策していて小腹が空いた時に、どちらの料理もピッタリです。
国際市場には「モクチャコルモク」と呼ばれる屋台通りがあります。ここでは、「トッポッキ」「オデン」「パジョン(ネギチヂミ)」「スンデ(豚の腸詰め)」「キムパプ(韓国のり巻き)」といった、韓国ならではの屋台グルメを味わうことができます。
また、国際市場周辺には昔ながらの「パッピンス(韓国のかき氷)」や、「タンパッチュク(小豆がゆ)」を食べられる「パッピンス通り」もあります。
お薦めの土産物
釜山での土産物は、国際市場とその周辺のエリアだけでも事足りるでしょう。
韓国土産の定番であるキムチ・韓国のり・チョコレート・伝統茶といった食品はもちろん、マートなどで販売されている流行りのお菓子も手に入ります。最近の人気商品は「ハニーバターアーモンド」で、派生商品もあります。
さらに、韓国らしい民芸品・小物・雑貨を探すのにも、商品の種類が豊富な国際市場が適しています。土産としては、食器や漆器も人気があります。
また、国際市場には古着を格安な値段で販売する店や、一般人でも韓服を購入できる店もあるので、興味のある人は探してみてください。
その他の韓国土産については、以下を参考にしてください。
>お薦めのマート商品
>お薦めの店舗
釜山の国際市場まとめ
グルメにもショッピングにも使える場所で便利なので、空いた時間があったら是非使ってみてくださいね。