韓国第2の都市・釜山(プサン)で人気の観光エリアを紹介するエリアガイド。今回は、釜山の2大ビーチの1つである広安里(クァンアルリ)にスポットを当てます。
広安里は、海雲台(ヘウンデ)と並んで有名なビーチ「広安里海水浴場」があるエリアです。国際色豊かな海雲台のビーチと比べると、広安里のビーチは釜山の人々に人気があります。ビーチの目の前には釜山のシンボルでもある「広安大橋(クァンアンテギョ)」が広がっていて、広安大橋は夜になるとライトアップされるので、釜山の代表的な夜景スポットとなっています。広安大橋は海雲台エリアからも眺めることができます。
広安里のビーチでは、釜山国際映画祭と並ぶ釜山の一大イベントの「釜山花火大会」が毎年秋に行われています。韓国最大規模の花火大会のため、韓国全土から100万人を超える観光客が訪れていて、日本からも観覧ツアーが組まれています。
広安里エリアには、おしゃれなカフェがたくさんあるのが特徴です。また、ビーチの東側に位置する民楽洞(ミルラクトン)一帯には、韓国の刺身「フェ」の専門店が集中しています。日本とは違う刺身の食べ方に挑戦してみてはいかがでしょうか。
広安里エリアの最寄り駅は、釜山地下鉄2号線の広安駅と金蓮山(クムニョンサン)駅になります。広安里海水浴場の最寄り駅は広安駅で、歩いて10分ほどです。
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広安里でおすすめのスポット一覧
広安里カフェ通り
引用:https://www.pusannavi.com/food/2567/
広安里のビーチ沿いにあるカフェ通りで、1kmほどの道にカフェが軒を連ねています。ここには大手のカフェチェーンが多くあり、最近ではおしゃれな個人経営のカフェも増えています。西面(ソミョン)にある「田浦(チョンポ)カフェ通り」と並んで、釜山の人気スポットです。
広安里カフェ通りの特徴は、なんといっても海が目の前にある好立地です。この辺りのカフェのほとんどにテラス席があり、そこからは美しい景色を眺めることができます。夜になると、ライトアップされた広安大橋などの夜景を楽しめるので、夜に行くのもいいでしょう。
民楽(ミルラク)フェタウン
引用:https://www.pusannavi.com/food/2567/
先に紹介した民楽洞で「フェ」を味わえる場所です。10階建ての建物になっていて、規模は小さいですが、水産市場のような雰囲気です。
フェタウンの利用方法はまず、1階の活魚センターで好きな海産物を購入します。購入すると、上の階の食堂を指定されるので、そこに持っていって調理してもらいます。調理方法は基本的には刺身ですが、刺身以外も可能です。食堂では別途、調理費が発生します。
チャガルチ市場と同じシステムですが、チャガルチ市場よりも少し安く購入することができます。日本語がほとんど通じないので、韓国語ができたほうがいいでしょう。
ホテルアクアパレス
ビーチの目の前に立つ4つ星ホテルです。このホテルの特徴は、レクリエーション施設が充実していることです(すべて有料)。泊まれるスーパー銭湯といえるチムジルバン、天然温泉スパ・サウナ、室内プールの「ウォーターパーク」などがあります。どの施設もオーシャンビューのつくりで、宿泊客だけでなく一般客も利用することができます。
レクリエーション施設の受付は4階のフロントです。
釜山博物館
釜山の歴史と文化を知ることができる博物館で、広安里の中心部から少し離れた大淵(テヨン)駅の近くにあります。釜山博物館は先史時代から高麗時代までの東莱(トンネ)館と、朝鮮時代から現代までの釜山館という2つの展示館で構成されていて、野外の庭園には石造物が展示されています。
ソウルにある国立中央博物館などと比べると規模は小さいですが、無料で見学することができますし、日本語の音声ガイド機の貸し出しもあります。休館日は毎週月曜日です。