韓国第2の都市・釜山(プサン)で人気の観光エリアを紹介するエリアガイド。今回は、南浦洞(ナムポドン)にスポットを当てます。
南浦洞は、釜山港からほど近い場所にある一大繁華街です。釜山のショッピングの中心地であり、飲食店も多くあるエリアです。韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」の専門店が連なる「韓服通り」や、釜山名物「ネンチェチョッパル」を味わえる「チョッパル(豚足)通り」もあります。また、「釜山タワー」や「BIFF広場」に、釜山を代表する「チャガルチ市場」「国際市場」「富平(プピョン)カントン市場」という3つの市場もあるため、外国人観光客も多く訪れるエリアとなっています。
地名としてはチャガルチ市場とBIFF広場のある辺りが南浦洞なのですが、広義の意味ではその周辺の地域も含めて「南浦洞エリア」と呼んでいます。地下鉄の駅でいうと、釜山地下鉄1号線の中央(チュンアン)駅・南浦駅・チャガルチ駅が最寄り駅となります。
南浦洞は、韓国の高速鉄道「KTX」の終着駅である釜山駅と、釜山の海の玄関口である釜山港国際旅客ターミナルからのアクセスがよく、空の玄関口である金海(キメ)国際空港ともリムジンバスで結ばれています。
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南浦洞のおすすめデートスポット
[龍頭山(ヨンドゥサン)公園]
引用:https://nicolenaworld.com/busan-tower-yongdusan/
釜山市民の憩いの場となっている公園です。公園内に釜山のシンボルである「釜山タワー」が立っているため、定番の観光スポットとなっています。
公園の見どころとしては、韓国国内で唯一秒針がある花時計、釜山市民の募金によって作られた市民の鐘、文禄・慶長の役で豊臣秀吉の軍勢を打ち負かした李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像が挙げられます。夜になると、公園一帯がライトアップされます。
龍頭山公園があるのは小高い山の上なので、行く時には公園の南側に位置する光復路(クァンボンノ)に面したエスカレーター(上り専用)で上がることをお勧めします。入園料は無料です。
[釜山タワー]
引用:https://4travel.jp/travelogue/10802196
釜山で一番の眺望を誇る観光スポットです。タワーの高さは120mあります。展望台からは360度のパノラマで、釜山市内を一望することができます。日が暮れると、目の前には美しい夜景が広がります。夜景とVR(仮想現実)が調和した「ウィンドウマッピングショー」を見ることができるので、夜に行くのもいいでしょう。
入場料は大人800ウォンで、ポップコーンやハンバーガーがセットになった料金もあります。
釜山タワーの隣に立つ八角形の建物には、スイーツが評判のカフェ「A TWOSOME PLACE(トゥーサムプレイス)」などの店が入っています。
[光復路]
チャガルチ駅と南浦駅の間を東西に走る、南浦洞のメインストリートです。BIFF広場や国際市場、龍頭山公園に上がるエスカレーターへと続いています。
龍頭山公園に近い南浦駅よりの場所は、韓国と海外の人気ファッションブランドが集中しているため、「ファッション通り」と呼ばれています。また、コスメショップやカフェが多いのも光復路の特徴で、韓国で人気のショッピングモール「ワイズパーク」もあります。
この辺りは日本人観光客も多く訪れるため、店によっては日本語を話せる店員がいます。冬になると、街はイルミネーションで彩られます。
[BIFF広場]
かつて釜山国際映画祭のメイン会場だった場所です。地面には、映画祭に参加したことのある監督や俳優たちの手形が埋め込まれています。
また、この辺りには屋台がずらりと並んでいて、「トッポッキ」「キムパプ(韓国のり巻き)」「オデン」など、韓国のB級グルメを味わうことができます。その中で特にお薦めなのが「シアッホットク」です。
シアッホットクとは、パンに似た韓国の代表的なおやつ「ホットク」の中に、たっぷりとナッツ類を詰め込んだものです。現在は釜山名物の1つとなっていますが、もともとはBIFF広場が発祥地です。BIFF広場には、「スンギシアッホットク」という行列ができる人気店があります。ホットクは1つ1300ウォンと安いので、気軽に食べることができます。
[ロッテ百貨店 光復店]
引用:https://www.konest.com/contents/shop_mise_detail.html?id=4204
南浦駅から直結の光復店は本館とアクアモールで構成されていて、独特な外観は釜山のランドマークとなっています。11階と12階にある屋上公園は韓国で最大の規模を誇っていて、釜山タワーに劣らないくらい眺望抜群です。
光復店で一番の見どころは、アクアモールで行われる世界最大級の室内噴水ショー「アクアティックショー」で、ギネスブックにも登録されています。ショーは1日3~4回、15分間行われます。ショッピング以外でも、十分に楽しめるスポットとなっています。
百貨店の周辺には、ロッテマートやロッテシネマもあります。
[影島大橋(ヨンドデギョ)]
南浦洞エリアと影島(ヨンド)をつなぐ跳ね橋です。南浦洞側にある「ユラリ広場」で、毎日14時からの15分間、跳ね橋が上がる光景を見ることができます。その光景を見ようと、多くの観光客が訪れるようになり、今では釜山有数のフォトスポットです。