エスコートアガシや按摩にも居そうなほど、可愛い「少女時代」について、彼女達の経歴とその後についてまとめてみました。
K-POPブームの「その後」を追う
今から8年前の2010年。日本で巻き起こったK-POPブームを覚えていますか?
ブームの中心にいたのは、少女時代とKARAという韓国を代表する2組のガールグループでした。
どちらも、韓流に詳しくない人でも知っていることでしょう。
翌年には日本での活躍が認められ、2組そろって外国人アーティストとしては異例のNHK紅白歌合戦出場を果たしました。
そして、2018年。以前と比べて、日本では名前を聞くことが少なくなりました。
それもそのはずです。
日本での一大ブームが去った後、この2組のガールグループにそれぞれ大きな変化が起こっていたからです。
ということで、2010年のK-POPブームを牽引した少女時代とKARAの「その後」にスポットを当ててみました。
第一弾 岐路に立つ「少女時代」
2010年当時、少女時代は韓国で人気ナンバーワンのガールグループでした。
メンバーの数や名前を知らなくても、きれいでスタイルがよく、切れのいいダンスを披露していたことくらいは、韓流ファンならずとも今でも記憶に残っているでしょう。
結成当時
韓国での結成当時からのメンバーは9人。
テヨン・ジェシカ・サニー・ティファニー・ヒョヨン・ユリ・スヨン・ユナ・ソヒョンからなる9人組のガールグループでした。
韓国でデビューしたオリジナルメンバーのまま、日本でも活動していました。
メンバー激減期
ところが、日本でも大人気だった少女時代に近年、大きな変化が起こりました。それは、メンバーの数が大きく減ってしまったことです。9人で活動してきた少女時代が、今では実質5人となってしまいました。この間、メンバーたちに一体何があったのでしょうか?
変化の始まりは、日本でのブームが去った2014年にさかのぼります。
所属事務所のSMエンターテインメントから突然、ジェシカの脱退が発表されました。
事務所側が、少女時代の活動よりも、自身のファッション事業を優先するジェシカの存在がグループに迷惑を及ぼすと判断したためです。
また、メンバーとの葛藤もあったのではないかという憶測も飛び交いました。
ジェシカはグループを脱退する意思はありませんでしたが、事務所から一方的に通知される残念な形での脱退となってしまいました。
ジェシカは少女時代を離れた今でも、芸能活動とファッション事業を並行しています。
ジェシカ脱退後は8人組として、それまでと変わらぬ活動を続けてきましたが、2017年にさらなる大きな変化がありました。
メンバーたちが所属事務所との契約満了を迎え、そのうちティファニー・スヨン・ソヒョンの3人が再契約をせずに事務所を去ったのです。
そのことで、この3人は少女時代からの事実上の脱退として受け止められました。
事務所を去った3人の決断は、グループの活動にとらわれない自由な個人活動を選択した結果だと言えます。
歌唱力に定評のあるティファニーはアメリカに留学したのち、ソロアーティストとして歩み出しました。
グループにいた頃からドラマへの出演が多かったスヨンは、女優としての活動に専念していくと見られています。
末っ子のソヒョンは個人事務所を設立して、歌や演技など多方面での活動を模索していくようです。
現在
そして現在は、テヨン・サニー・ヒョヨン・ユリ・ユナが事務所に残り、少女時代は5人組体制へと変化したのです。
この5人からなるユニット「少女時代-Oh!GG」として、最新曲の活動をおこなっています。
公式的には、脱退したジェシカを除いた8人組として、今も少女時代というグループは存続しています。
また、所属事務所もメンバーたちも少女時代の解散については今のところ否定しています。
しかし、以前のように全員がそろった「完全体」としての活動が難しくなったことは事実です。
K-POPの代表的存在としてアイドル全盛時代を過ごした彼女たちですが、メンバーの多くは来年で30歳を迎えます。
今や「国民的ガールグループ」としての役割を終えつつある彼女たち。
去っていったメンバーを含めて、今後の活動に注目が集まっています。
第二弾はKARAにスポットを当てます。