ソウルから日帰りで行くことができる観光スポットを紹介します。今回紹介するのは、韓国の空の玄関口・仁川(インチョン)国際空港がある仁川です。
ソウルの西隣に位置する仁川は黄海に面した港湾都市で、韓国でソウル、釜山(プサン)に次ぐ3番目の人口を誇っています。仁川国際空港がある永宗島(ヨンジョンド)と韓国本土を結ぶ「仁川大橋(インチョンテギョ)」は韓国最長の橋(全長約18km)で、斜張橋部分は世界で5番目の長さです。永宗島の仁川大橋料金所の近くには、展望台や展示施設を兼ね備えた「仁川大橋記念館」もあります。
仁川の市街地がある仁川駅までは、ソウル駅からソウル地下鉄1号線に乗って行くことができます。仁川国際空港はソウル駅と仁川空港鉄道(A’REX)でつながっています。市街地には「自由公園」や「チャイナタウン」といった仁川を代表する観光スポットがあり、仁川駅の西側には陸続きの島「月尾島(ウォルミド)」があります。ソウルから仁川まで地下鉄1本で行くことができて、しかも1時間ほどで到着するので、ソウル市民にとって仁川は日帰り旅行先として人気です。
また最近は、仁川が「愛の不時着」や「梨泰院(イテウォン)クラス」といった、日本でも人気の韓国ドラマのロケ地となることも多く、市を挙げて外国人観光客向けにドラマのロケ地を巡る観光コースの開発を進めています。
それでは、ドラマの人気で注目度が増している仁川の見どころをいくつか紹介します。
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仁川でおすすめの観光スポット一覧
自由公園
仁川駅の近くにある韓国最古の西洋式公園です。園内にはGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の最高司令官だったマッカーサー将軍の銅像や、ウサギやクジャクが飼育されている小動物園があります。小動物園には無料で入場することができます。また、園内には東屋風の建物がいくつかあって、高台にある「石汀楼(ソクチョンヌ)」からは市街地や仁川港を眺めることができます。
自由公園の近くには、19世紀末に日本人が住んでいた「旧日本人街」もあるので、時間に余裕があれば、足を延ばしてみるといいでしょう。
仁川チャイナタウン
仁川駅と自由公園の間にある中華街で、韓国最大のチャイナタウンです。仁川のチャイナタウンは韓国人のソウルフードであるジャージャー麺(韓国語では「チャジャンミョン」)の発祥地としても知られていて、韓国で唯一の中国祠堂「義善堂(ウィソンダン)」もあります。街のあちこちで中国の伝統菓子や小物などを購入することができます。
ジャージャー麺発祥の店が「共和春(コンファチュン)」で、現在までジャージャー麺誕生当時の味を継承しています。仁川のチャイナタウンには「チャジャンミョン博物館」もあります。また、チャジャンミョン通りにある「十里香(シムニヒャン)」という店は、窯で焼いた韓国餃子「ファドクマンドゥ」で有名です。ファドクマンドゥは見た目が餃子というより点心に似ています。十里香ではファドクマンドゥの他に、中国伝統菓子の月餅も販売しています。店内にイートスペースはなく、テイクアウト専門店です。
新浦(シンポ)国際市場
仁川を代表する在来市場です。甘辛さが特徴の韓国式唐揚げ「タッカンジョン」が名物として有名で、タッカンジョン専門店の「元祖新浦タッカンジョン」は新浦国際市場の象徴とも言える人気店です。タッカンジョンの他にも中国風のパン「コンガルパン」や、皮が薄い韓国餃子「クルリムマンドゥ」といった市場ならではのグルメを味わうことができます。チャジャンミョンアイスクリームなんていうものもあります。
また、新浦国際市場にある韓国の粉食チェーン「新浦ウリマンドゥ」の本店は、冷麺よりも太い麺を使ったピリ辛の麺料理「チョルミョン」の元祖店として知られています。是非、お気に入りの市場グルメを探してみてください。
月尾島
以前は離島でしたが、現在は埋め立てによって仁川の市街地と陸続きになっている島です。島全体が観光地として整備されていて、デートスポットとしても人気です。月尾島は仁川駅と月尾パダ列車で結ばれています。
月尾島には歴史・伝統・生態をテーマにした「月尾(ウォルミ)公園」や、レトロな遊園地「マイランド」などの施設があります。月尾公園内にある展望台は眺望抜群です。また、マイランドには韓国でおなじみの絶叫アトラクション「ディスコパンパン」があります。日本にはないアトラクションですし、絶叫マシン好きな人には一度体験してみてほしいです。ディスコパンパンについて知らない人はこちらの動画で確認してください。
海沿いには海を一望できるカフェやレストランが立ち並び、遊覧船乗り場もあります。遊覧船は月尾島の沖合を1時間30分かけて巡ります。