済州島の周辺には、8つの有人離島があります。その中で今回紹介するのは、8つの離島の中で最も大きい「牛島(ウド)」です。牛島の見どころや魅力を、島への行き方とともに紹介します。
※済州島の基本情報については、こちらを参照。
牛島は済州島本島の東側に位置する人口1500人ほどの島です。ドラマや映画のロケ地となることも多く、韓国人だけでなく外国人観光客もたくさん訪れています。島の面積が約6㎢、島の外周が約17㎞と、歩いて観光するには広すぎるので、移動のために四輪バギーや自転車などの乗り物をレンタルすることをお勧めします。レンタルショップは港の近くにあります。また、牛島の観光名所を回る周回バスも運行しています。済州島本島から牛島へは日帰り観光が主流ですが、島にはペンションがあるので宿泊することも可能です。
※牛島の位置情報。
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牛島の見どころ
牛島の見どころといえば、済州島本島と同様に美しい自然景観です。牛島で絶景スポットとして人気なのが、島の西部に位置する砂浜「西浜白沙(ソビンペクサ)」と、島の北東部に位置する「下古水洞(ハゴスドン)海水浴場」です。どちらも白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海が魅力で、周辺には美しい景色を楽しめるカフェや食堂が多くあります。
牛島で一番高い「牛島峰(ウドボン)」からは牛島の街並みだけでなく、世界遺産に登録されている「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」も眺めることができます。また、天気がよければ、済州島本島の中央にそびえる韓国最高峰の「漢拏山(ハルラサン)」も見えます。牛島峰の頂上付近は「灯台公園」として整備されていて、少し離れた海岸沿いには「後海石壁(フヘソクピョク)」と呼ばれる、高さ20m・幅30mの断崖絶壁があります。
牛島のグルメ
牛島のグルメといえば、海鮮料理はもちろんですが、自家製ハンバーガーとピーナツアイスクリームも有名です。ピーナッツは牛島の特産物で、島のカフェではピーナツアイスクリームの他に、ピーナッツラテも味わうことができます。下古水洞海水浴場の近くにある「BLANC ROCHER(ブラン・ロシェ)」というカフェが景色もよく、人気となっています。ピーナツアイスクリームは済州島本島でも味わうことができますが、牛島を訪れた際には是非味わってみてください。
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※BLANC ROCHERの位置情報。
牛島への行き方
牛島へ行くためには、城山日出峰の麓にある「城山浦港(ソンサンポハン)総合旅客ターミナル」から牛島へ向かうフェリー(牛島渡航船)に乗ります。乗船時間は15分ほどで、乗船料として大人10500ウォン(往復)かかります。フェリーの運航時間は、7時30分から17時(時期によっては18時30分)までの間で、30分おきに運航しています。チケットを買うためには、乗船申告書を行きと帰りの2枚記入しなければならず、身分証(パスポート)の提示も必要となります。乗船申告書に日本語表記はありませんが、英語表記があるので問題ないでしょう。城山浦港総合旅客ターミナルには牛島に向かうフェリー乗り場の他に、遊覧船と潜水艦乗り場もあります。
※城山浦港総合旅客ターミナルの位置情報。
済州島北部の新済州(シンチェジュ)・旧済州(クチェジュ)エリアから城山浦港総合旅客ターミナルまで行く場合、「済州市外(チェジュシウェ)バスターミナル」から急行バス111番または112番に乗って、終点の「城山港(ソンサンハン)」で下車します。バスの乗車時間だけでも2時間近くかかります。
終わりに
最初から牛島に行こうと考えているなら、ソプチコジなど済州島東部のホテルに宿泊することで、城山浦港総合旅客ターミナルまでの移動時間を節約できます。また、牛島と城山日出峰やソプチコジといった済州島東部を巡るオプショナルツアーもあるので、個人で牛島へ行くことに自信がない人は、そちらを利用するといいでしょう。