「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
韓国には数多くの海鮮料理が存在します。その中で代表的な料理が、海産物をふんだんに使った「ヘムルタン」という海鮮鍋です。
ヘムルタンのスープは、コチュジャンをベースにしています。そこに海産物と野菜が加わることにより、ピリ辛で濃厚なスープに仕上がります。
ヘムルタンに使われる海産物は店によって様々ですが、タコ（手長ダコ、イイダコ）・イカ・エビ・ワタリガニ・貝類といったところが主な材料です。
また、活きたままのタコを鍋に入れる店もあります。
このような見た目の豪快さもヘムルタンの魅力の１つです。
食事の途中に麺を入れたり、シメにはご飯を入れて「ポックムパプ」にしたりして、最後までおいしく食べられます。
ヘムルタンを出している店には他にも、魚を主材料に据えた「メウンタン」、タラコがメインの「アルタン」、タラを使った「テグタン」、アンコウを使った「アグタン」といったバラエティ豊かなメニューがあります。
また、「～タン」という鍋のような料理ではなく、「～チム」という蒸した汁なしの料理もあります。
今回は、海鮮料理の定番であるヘムルタンを味わうことのできる専門店を３つ紹介しましょう。
エスコートアガシで指名した女の子とのデートでも使えるお店なので参考にしてくださいね。
ソウルでヘムルタンの美味しい店一覧
東海（トンヘ）ヘムルタン 東大門（トンデムン）直営店
おすすめポイント：ソウルで最も有名なヘムルタンの店
1998年に、東大門にオープンしたヘムルタンの専門店です。外観は地元の食堂といった感じであまり大きくありませんが、韓国では何度もメディアで紹介されている有名店です。
この店のヘムルタンには、10種類にも及ぶ新鮮な海産物がたっぷりと入っています。ボリュームがありながらも安くておいしいので、リピーターが非常に多いです。また、ランチメニューの「アルタン（タラコ鍋）」も１人分を安く食べられるので、人気があります。
最寄り駅： ［東大門直営店］地下鉄１・４号線 東大門駅１番出口から徒歩３分
パルパルヘムルタン 汝矣島（ヨイド）店
おすすめポイント：コスパ抜群のロブスター入りヘムルタン
日本では知名度がまだ高くないヘムルタンの専門店です。ポラメというなじみの薄い場所に本店があり、最近になって汝矣島に２号店ができました。本店がすべて座敷席になっているのと地理的なことを含めて、汝矣島店のほうが利用しやすいでしょう。どちらの店頭にも生けすが置かれているので、活きた姿を目の前で見られます。
店自慢のヘムルタンにはロブスターやアワビ、活きたままのタコなど13種類の海産物が豪快に盛られています。ヘムルタンにしては、あまり辛さがありません。食べる前に、スタッフが丁寧に切り分けてくれます。
最寄り駅： ［汝矣島店］地下鉄９号線 セッカン駅２番出口から徒歩６分
明洞（ミョンドン）ヘムルタン オモニチプ
おすすめポイント：日本人が利用しやすいヘムルタンの名店
人気の観光地・明洞で40年以上も営業を続けているヘムルタンの老舗です。明洞の中でもヘムルタンの店が多く並ぶ細い路地に店があります。地元の韓国人客以上に、日本人や中国人観光客を意識している店です。店の前には分かりやすく日本語の看板があり、日本語メニューも備わっています。
看板メニューのヘムルタンは、すっきりとした辛さが魅力で、韓国人以外でも食べやすい味付けになっています。その他のメニューでは、カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け）も定評があります。
最寄り駅： 地下鉄４号線 明洞駅６番出口から徒歩５分
ソウルでヘムルタンの美味しい店まとめ
ヘムルタンは大抵の店で小・中・大とサイズがありますが、小サイズでも量が多いので、複数人で食べに行くのに適した料理です。韓国で獲れた新鮮な海産物を是非、味わってみてください。
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