「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
「プルコギ」は、韓国を代表する肉料理です。焼肉と混同されがちですが、プルコギは牛肉を野菜やきのこ、タンミョン（韓国の春雨）などと一緒に醤油ベースの甘いタレで煮込んだ料理なので、「すき焼き」に近いです。
牛肉を使用して作るのが一般的です。韓国の店では大抵、タワーのように積まれたプルコギが出てきます。サンチュに包んで食べるのも、お薦めです。
現在のプルコギは、朝鮮王朝時代に宮中で食べられていた料理が基になっています。1960年代になって今のようなスタイルが確立され、大衆的なメニューへと発展しました。
地域によって違いがあり、その中でも韓国では「３大プルコギ」と呼ばれるプルコギの種類があります。
一般的に主流となっているのが、鍋のように煮込んで食べる「ソウル式」です。それに対して、炭火に網を載せて焼くのが「彦陽（オニャン）式」と「光陽（クァンヤン）式」の特徴で、この２つの間にも微妙な違いがあります。
今回は定番の「ソウル式」と、「彦陽式」のプルコギ専門店を２つずつ紹介します。
エスコートアガシで指名した女の子とのデートでも使えるお店なので参考までに。
ソウルの美味しいプルコギの店一覧
イェンマッ ソウルプルコギ 明洞（ミョンドン）店
おすすめポイント：韓牛の最高ランクのみを使用
一推しメニュー：ソウルハヌプルコギ
昔ながらの味にこだわったソウル式のプルコギ専門店です。人気の観光スポット・明洞にあるので、日本人でも利用しやすくなっています。ソウルには同じような店名が多いので注意しましょう。
看板メニューのプルコギはもちろん焼肉メニューに至るまで、韓国の高級牛肉・韓牛（ハヌ）の最高ランクだけを使用しています。それにもかかわらず、安く食べられるのが人気の理由です。
この店では、網で焼く「光陽プルコギ」も味わうことができます。お得なランチメニューから、値段の高いセットメニューまでがそろっています。
最寄り駅： ［明洞店］地下鉄４号線 明洞駅５番出口から徒歩３分
トッケビプルコギ
おすすめポイント：食べきれないほどのボリューム
一推しメニュー：ケビプルコギ
比較的新しいソウル式のプルコギ専門店です。眠らない街・東大門（トンデムン）で24時間営業を続けていてます。
外国人観光客の人気が高いことで知られ、日本語メニューもあります。かわいい鬼のキャラクターが、店のトレードマークになっています。
使用する肉はすべてアメリカ産ですが、１人分300g（ランチメニューは180g）もある「ケビプルコギ」が店の看板メニューです。質よりも量を食べたい人にお薦めです。付け合わせのおかずと、プルコギに含まれているネギとタンミョンはおかわりできます。プルコギの他に、「カルビチム（蒸し煮）」も人気があります。
最寄り駅： 地下鉄２号線 東大門歴史文化公園（トンデムンヨクサムナコンウォン）駅14番出口から徒歩６分
オニャンプルコギ
韓牛を使用した彦陽式プルコギの店です。江南（カンナム）エリアにありながら、低価格で食べられるのが魅力です。韓牛ロースも定評があります。江南だけで似た店名が多いので、最寄り駅を頼りにしましょう。
最寄り駅： 地下鉄７号線 論峴（ノニョン）駅２番出口から徒歩３分
チェ・ヨンヒ オニャンプルコギ
30年以上の歴史がある彦陽式プルコギの店です。プルコギが普及した1960年代当時の味を受け継いでいます。ソウル東部にあるので、東部エリアのホテルに宿泊する場合に利用することをお薦めします。
最寄り駅： 地下鉄２・５号線 往十里（ワンシムニ）駅11番出口から徒歩２分
ソウルの美味しいプルコギの店まとめ
プルコギの専門店といっても、焼肉はもちろん肉以外の韓国料理も充実しています。定番の焼肉ではなく、あえて韓国の伝統料理であるプルコギを、自分の好きなスタイルで食べてみてはいかがでしょうか。
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