「マッチプ」とは韓国語で「おいしい店」のことです。
「タッカンマリ」とは、日本語にすると「鶏一羽」という意味で、日本の鶏の水炊きに似た鍋料理です。参鶏湯と並び、韓国では定番の滋養食となっています。コラーゲンやビタミンがたっぷりと含まれているので、女性にも人気のあるメニューです。
数々の市場が集う東大門(トンデムン)エリアには、タッカンマリ専門店が結集している「タッカンマリ横丁」と呼ばれる一角があります。ソウルには多くのタッカンマリ専門店がありますが、今回はその中でもタッカンマリ横丁で人気の3つの店を紹介します。
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タッカンマリの基礎知識
タッカンマリを注文すると、鶏肉・ネギ・ジャガイモ・トック(韓国の餅)などが入った鍋がテーブルに運ばれてきます。
少し煮込んだのちに、店のスタッフが食べやすいように切り分けてくれます。
食べる時は、「タデギ」という唐辛子ベースの合わせ調味料に、からしや醤油、酢などを加えて味を調節したタレにつけるのが一般的です。
好みの具材は追加することもできます。
鍋のシメとして、「ククス」という韓国の細麺や、ご飯を入れて食べるのがタッカンマリの定番です。
タッカンマリ一覧
陳玉華(チン・オックァ)ハルメ元祖タッカンマリ
おすすめポイント: タッカンマリ横丁で人気ナンバーワン
1978年に創業した老舗で、タッカンマリ横丁を代表するタッカンマリ専門店です。カタカナで「チンハルメタッカンマリ」と書かれた看板が目印です。3階建ての大きな店構えで、テーブル席とオンドル席を合わせて約300席もあります。ミシュランガイドに掲載されたこともあり、外国人観光客が多く訪れる店です。
この店では、臭みのない良質な若鶏を使用しています。スープは鶏ガラベースのあっさりとした味です。見た目はシンプルですが、鶏肉本来の旨味を存分に味わえるタッカンマリです。特製のタデギは、クセになる辛さが常連客から好評を得ています。
元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ
おすすめポイント: タッカンマリ横丁の元祖店
1977年から営業を続けているタッカンマリの老舗で、東大門にタッカンマリ横丁が誕生するきっかけとなった元祖店です。店先の看板には、店名が日本語で書かれています。店内は広々としていて、全部で約250席もあります。
この店のタッカンマリには漢方食材を煮込んだスープを使用していて、長時間煮込むことにより、味に深みを与えています。そのため、滋養強壮効果の高いのが特徴です。また、スープと具で鶏を使い分けるほどのこだわりを持っています。
東大門明洞(ミョンドン)タッカンマリ
おすすめポイント: 1人前から注文OK
タッカンマリ横丁だけで、本店・始祖(シジョ)店・巨成(コソン)店の3店舗を構える人気店です。本店は、旧館と韓屋(ハノク)造りの新館に分かれています。親族で経営しているので、本店が満席の場合は、すぐ近くの支店(始祖・巨成)へと案内してくれます。明洞にある「明洞タッカンマリ」とは全く違う店なので、間違えないようにしましょう。
大抵、タッカンマリは2人前から注文可能なのですが、この店には「パンマリ」という鶏一羽を半分にした1人前メニューもあります。スープには韓方食材、タデギには漢方食材が多く使われていますが、嫌なにおいなく食べられます。
タッカンマリ横丁への行き方
最寄り駅: 地下鉄1・4号線 東大門駅9番出口から徒歩5分
タッカンマリ横丁にある店は、外国人観光客向けにも営業をしていますが、日本語が十分に通じない店もあります。また、食事時はいつも混雑していて、特に平日の夜は地元客でにぎわっています。なので、行く時間帯には注意してください。
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