韓国のリゾートアイランド・済州島（チェジュド）で、魅力的なホットスポットを紹介します。今回紹介する場所は、済州島東部の海に突き出た岬「ソプチコジ」です。
ソプチコジは草原が広がる自然豊かな場所で、海岸に奇岩怪石があることでも有名です。この辺りでは、済州島の在来馬である済州馬も見ることができます。春になると菜の花が咲き誇り、秋になるとススキに覆われる光景が美しいです。また、日の出と夕日を１か所で見ることができるため、観光客がたくさん訪れています。
ソプチコジから北側に目を向けると、海を挟んで世界自然遺産に登録されている「城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）」がよく見えます。ソプチコジは済州国際空港や済州島の中心エリアから遠く離れていますし、世界遺産である城山日出峰よりも日本での知名度が乏しいですが、美しい景色を楽しむことができるので是非訪れてほしい場所の１つです。済州島はよく「東洋のハワイ」に例えられますが、ソプチコジの景色はまさにその名にふさわしいでしょう。
※ソプチコジの位置情報。
それでは、ソプチコジの見どころをいくつか紹介します。
※済州島の基本情報については、こちらを参照。
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ソプチコジでおススメのスポット一覧
フェニックス済州
ソプチコジにある自然親和的なリゾート施設です。宿泊施設の他にプールやサウナがあって、電動カート・シュノーケリング・ヨットなど、様々なレジャースポーツも楽しむことができます。また、施設内には日本を代表する建築家の安藤忠雄氏が設計した建物が２つもあります。ミントレストランが入る芸術的な建物「グラスハウス」と、ガラス工芸作品を展示している「維民美術館」で、どちらもフェニックス済州の大きな見どころとなっています。
※フェニックス済州ソプチコジのHP（日本語）。
※施設内はミニシャトルが運行しています。詳しくは維民美術館のページをご覧ください。
※ミントレストランについてはこちらを参照。
アクアプラネット済州
東洋で最大規模を誇る海洋水族館で、世界中の500種類8000匹の海洋生物を展示しています。映画スクリーンの４倍を超える世界最大級のメイン水槽は迫力満点です。また、海洋ミュージカル公演や海女の海産物採取ショーも見どころとなっていて、その他にも様々な体験プログラムやイベントがあるのが特徴です。
アクアプラネット済州の営業時間は10時から19時までで、入場料として大人41000ウォンがかかります。
COZYHOUSE(コージーハウス)
ソプチコジはドラマや映画のロケ地として頻繁に登場しますが、COZYHOUSEがある場所には元々、日本でも人気の韓国ドラマ「オールイン 運命の愛」のドラマセットがありました（旧オールインハウス）。2015年から、お菓子の家をモチーフとした建物にリニューアルして営業していましたが、現在は営業を終了してしまったようで建物だけが残されています。COZYHOUSEの中に入ることができなくても、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるような建物はフォトスポットとしてはピッタリです。
ソプチコジへの行き方
ソプチコジまでは、済州国際空港から車でも約１時間30分かかります。済州国際空港、済州島北部の中心エリアである新済州（シンチェジュ）と旧済州（クチェジュ）、済州島南部の中心エリアである中文（チュンムン）と西帰浦（ソギポ）のいずれの場所からもソプチコジに直接行くことができるバスがないので、タクシーやレンタカーで行くことをお勧めします。
フェニックス済州の宿泊客に限り、空港から無料のシャトルバスを利用することができます（乗車は先着順）。詳細はこちらで確認してください。
