「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
参鶏湯(サムゲタン)は、韓国の伝統的な滋養食です。
鶏一羽を丸ごと使い、もち米・高麗人参・ニンニク・栗・ナツメなどと一緒に長時間煮込んだ料理です。
韓国には、日本の土用の丑(うし)の日に当たる「伏日(ポンナル)」という日が3回あります。この日に食べられる代表的な料理が参鶏湯ですが、1年を通じておいしく食べられます。
今回は、韓国第2の都市・釜山(プサン)にある参鶏湯の有名店を紹介します。釜山といっても範囲が広いので、アクセスが便利な店をリストアップしました。
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釜山でおすすめの参鶏湯店
南浦(ナムポ)参鶏湯
おすすめポイント:日本人観光客に人気の店
一推し参鶏湯:ノクトゥ(緑豆)サムゲタン
多くの観光スポットがある南浦洞(ナムポドン)の参鶏湯専門店です。50年以上の歴史を誇ります。海雲台(ヘウンデ)にも同じ店ができました。
この店の参鶏湯はニンニクがたっぷりと入っています。アワビや韓方など、6種類の参鶏湯メニューがあります。その中でも、もち米と一緒に緑豆を入れた「ノクトゥサムゲタン」が人気です。参鶏湯を注文すると、素麺がついてきます。
南浦洞店は日本人観光客が多く訪れるため、日本語を話せる従業員がいます。注文票にも日本語表記があります。
最寄り駅:[南浦洞店]釜山地下鉄1号線チャガルチ駅7番出口から徒歩5分または
釜山地下鉄1号線南浦駅1番出口から徒歩5分
[海雲台店]釜山地下鉄2号線海雲台1番出口から徒歩9分
三五亭(サモジョン)
おすすめポイント:時代に沿った「おひとり様メニュー」に対応
一推し参鶏湯:ハンバン(韓方)サムゲタン
釜山有数の繁華街である西面(ソミョン)で、1963年から営業を続ける韓国料理店です。真心を込めて作る「おいしい一品」を提供しています。
専門店ではないので、参鶏湯メニューは2種類(普通・韓方)です。薬膳が苦手でなければ、韓方食材がたっぷりと入った「ハンバンサムゲタン」を試してみるといいでしょう。参鶏湯以外に、日本人が好きな「ピビムパプ(ビビンバ)」や「カルビタン」といった食事メニューもあります。数量限定ですが、1人前だけでは注文できない料理も、おひとり様メニューとして提供しています。
メニューには日本語表記があります。
最寄り駅: 釜山地下鉄1・2号線西面駅7番出口から徒歩2分
チンミウォン
おすすめポイント:日本人に知られていない釜山の隠れた名店
一推し参鶏湯:オッ(漆)サムゲタン
釜山広域市北部の蓮山(ヨンサン)という場所にある参鶏湯専門店です。街の食堂とは一線を画したおしゃれな外観が特徴で、店の中もきれいで落ち着いた雰囲気です。
この店では韓国産の厳選した食材を使用していて、漆を入れて煮込んだ「オッサムゲタン」を出しています。安全に加工した漆は、韓国では主に薬剤として使用されますが、料理に入れることで味に深みが出ます。また、黄漆を使った「ファンチルサムゲタン」という珍しいメニューもあります。漆アレルギーが心配な人は、普通の「チンミサムゲタン」を注文しましょう。
日本では全く紹介されていない、まさに隠れたマッチプです。主要な観光スポットから離れているのが難点です。
最寄り駅: 釜山地下鉄1・3号線蓮山駅6番出口から徒歩2分
韓国を代表する温泉地として知られる東莱(トンネ)には、「東莱参鶏湯」という有名な店があります。釜山の中心部から少し遠いので、東莱温泉に行った際に立ち寄りたい店です。店があるのは、温泉施設が多くある温泉場(オンチョンジャン)駅の2つ隣の東莱駅です。
釜山でおすすめの参鶏湯まとめ
参鶏湯の専門店では高麗人参酒が無料で提供されることもあるので、是非味わってみてください。