「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
韓国料理の定番といえば、焼肉です。韓国のリゾートアイランド・済州島(チェジュド)では「黒豚」を使用した焼肉が有名ですが、近年は「黒牛(フグ)」も新たな名物として定着してきました。
済州黒牛は韓国の高級牛肉である「韓牛(ハヌ)」の一種で、韓牛の中でもわずか0.04%にすぎないブランド牛です。そのため、済州島以外ではほとんど食べることができません。済州黒牛の味は格別で、朝鮮王朝時代には宮中に献上されていたほどです。予算の目安としては、黒牛の盛り合わせで1人分40,000ウォン~です。
済州黒牛の特徴は、体にいい不飽和脂肪酸を多く含んでいることです。また、韓牛よりも肉質が柔らかく、かめばかむほど旨味が増します。肉本来の味を楽しむのなら焼肉ではなく、「ユッケ」や「ユクサシミ(肉刺身)」で食べるのもお薦めです。
※ユッケはヤンニョム(韓国たれ)で味付けして食べる韓国式の料理で、ユクサシミはユッケよりも生に近い日本式の料理です。
済州島の焼肉店では、済州産のビール(韓国語で「メクチュ」)や焼酎(ソジュ)を味わうことができ、高級店になるとワインやスコッチなども取りそろえています。済州島だからこその極上焼肉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
済州島全域だと範囲が広いので、主要エリアに絞って黒牛専門店を紹介します。
※済州島の基本情報は、こちらを参考にしてください。
エスコートアガシで指名した女の子ともデートできる情報なので参考にしてくださいね^^
済州島でおススメの黒牛焼肉店一覧
黒韓牛名品館(フッカヌミョンプムグァン)
エリア:西帰浦(ソギポ)
おすすめポイント:済州島初の黒牛専門店
一押しメニュー:モドゥムグイ(盛り合わせ焼き)[黒韓牛]
西帰浦市の畜産業協同組合が直営している黒牛専門店です。黒牛の広報と普及のため、10年ほど前に済州島で初めて誕生しました。建物の2階が食堂です。
この店には「黒韓牛(フッカヌ)」(済州黒牛の別名)と、韓国で1%にすぎない済州韓牛ブランド「ポドゥルギョル」の2種類の牛肉を使用しています。
メニューは「トゥンシム(牛ロース)」や「アンシム(ハラミ)」など、部位別にありますが、様々な部位の肉を味わえる「モドゥムグイ」がお薦めです。中サイズで2・3人分、大サイズなら4・5人分の量です。
メニューには日本語表記があるので安心です。
黒韓牛名品館までは、西帰浦エリアの中心部からタクシーで約10分、中文エリアからだと約30分かかります。
フクソラン
エリア:旧済州(クチェジュ)
おすすめポイント:ミシュランガイドで1つ星を獲得した店
一押しメニュー:ランチグイ[平日ランチタイム限定]
旧済州エリアで評判の黒牛専門店です。店の入口には、数多くの芸能人のサインが飾られています。
フクソランの特徴は、乾燥熟成された黒牛を使用していることです。お薦めのメニューは「モドゥムグイ」と、ご飯とチゲがついた「ランチグイ」です。値段が他店に比べてお得ですが、どちらも30人限定販売となっています。なので、営業開始の11時30分直後に行くことをお勧めします。限定メニューがない場合は、単品メニューを注文しましょう。
15時から17時の間は休業しています。
フクソランまでは、済州国際空港からタクシーで約20分です。最寄りのバス停は耽羅中学校(タムナチュンハッキョ)で、市内バスの複数の路線が通っています。
コムンセモルゴオヌン
エリア:新済州(シンチェジュ)
おすすめポイント:口コミ人気ナンバーワンの焼肉店
一押しメニュー:フグ(黒牛)スペシャルコース
韓国のテレビ番組で何度も紹介されている黒牛専門店です。店の知名度が高く、韓国の消費者たちから圧倒的に支持されています。店自体は庶民的なつくりです。
この店には、黒牛の盛り合わせにユッケやスープなどがついた「フグスペシャルコース」と、希少部位を集めたワンランク上のコースメニューがあります。11時から15時まで販売されるランチメニューなら、コースメニューよりも安価に焼肉などの料理を満喫できます。
コムンセモルゴオヌンまでは、済州国際空港からタクシーで約10です。店の周辺には、空港リムジンバスと市内バスのバス停が複数あります。
光苑(クァンウォン)
エリア:新済州
おすすめポイント:ペ・ヨンジュン夫妻も訪れた有名店
一押しメニュー:サモニム定食[ランチ限定]
新済州エリアにある韓牛と和牛(オーストラリア産)の専門店です。店の周りが日本庭園になっていて、店内からも見ることができます。
人気メニューは、和牛を使った「サモニム定食」(2人分から注文可能)です。メインが焼肉ではなくプルコギですが、15,000ウォンと安いのでお薦めです。もちろん、盛り合わせなどの焼肉メニューもあります。
ランチタイムは11時30分から15時です。メニュー表には日本語表記があります。
光苑までは、済州国際空港からタクシーで約10分です。最寄りのバス停は済州高等学校(チェジュコドゥンハッキョ)で、市内バスの複数の路線が通っています。