「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
「アジアのベストレストラン50」とは、イギリスのグルメ雑誌「レストラン」が格付けするレストランランキング「世界のベストレストラン50」のアジア版で、2013年に新設されました。2023年版の「アジアのベストレストラン50」において韓国からはコンテンポラリーレストラン「MOSU SEOUL（モス ソウル）」や、韓国料理レストラン「mingles（ミングルス）」など、４軒のレストランが選出されました。今回はそのうちの２軒のレストランを紹介します。ドレスコードに関する記載はありませんが、スマートカジュアル程度の格好では行くようにしましょう。
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アジアのベストレストラン50
ONJIUM（オンジウム）
おすすめポイント：ミシュランガイドでも１つ星を獲得した韓食レストラン
最低予算：［ランチ］14万ウォン ［ディナー］22万ウォン
ONJIUMは伝統文化研究所「ONJIUM」が運営するコンテンポラリーレストランです。店がある場所はソウルの人気観光スポットであり、朝鮮王朝時代の正宮だった景福宮（キョンボックン）の近くです。2023年版の「アジアのベストレストラン50」では、韓国のレストランでは２番目となる全体23位にランクインしました。また、ONJIUMは「ミシュランガイド・ソウル2023」においても１つ星を獲得しました。建物は４階建てで、１階が受付、４階がレストランになっています。窓から景福宮の境内や北漢山（プッカンサン）を眺めながら食事をすることができます。
ONJIUMの料理は朝鮮王朝時代の宮廷料理を現代風にアレンジしたものです。メニューはランチもディナーもコースメニューのみで、ランチが14万ウォン、ディナーが22万ウォンとなっています。メニューに載っている品数は多くありませんが、メニューに載っていない料理もあります。料理は季節によって違っていて、季節ごとの旬食材を味わうことができます。ONJIUMには韓国伝統酒のペアリングがあって、ランチが６万ウォン、ディナーが８万ウォンとなっています。料理に合う韓国伝統酒の他に、ワインとシャンパンの種類も豊富にあります。
メニュー表の表記は韓国語と英語だけで、日本語はありません。日本語が堪能なスタッフもいないようなので、韓国語か英語ができたほうが困らないでしょう。
営業時間は12時から22時（15時から18時の間はブレイクタイム）までで、土・日・月曜日が定休日となっています。
ONJIUMは事前予約が必須ですが、日本語で予約可能なサイトはありません。なので、予約する場合は「CATCH TABLE」という韓国の飲食店予約サイトを利用することになります。CATCH TABLEを利用して予約する場合はこちら（韓国語）から予約することができます。ONJIUMに直接連絡する場合は下記のアドレスから連絡してください。
onjium@onjium.org
料理の写真がONJIUMの公式インスタグラムに載っているので、参考にしてください。公式インスタグラムはこちら。
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※ONJIUMの位置情報。
最寄り駅： 地下鉄３号線 景福宮駅３番出口から徒歩10分
BORN & BRED（ボーンアンドブレッド）
おすすめポイント：韓牛（ハヌ）専門流通会社が運営する高級焼肉店
最低予算：［２階］４万ウォン ［３階］18万ウォン ［地下１階］35万ウォン
BORN & BREDは韓国初の韓牛専門流通会社が運営する高級焼肉店で、ソウル東部の馬場洞（マジャンドン）という場所に本館と新館があります（※本館は2023年10月まで臨時休業中）。「韓牛（ハヌ）」とは韓国の高級ブランド牛肉のことで、BORN & BREDでは最上級の韓牛を使用しています。馬場洞にはソウル最大の畜産市場がある関係で、韓牛専門店が密集しています。BORN & BREDは2023年版の「アジアのベストレストラン50」で全体47位にランクインし、「ミシュランガイド・ソウル2023」にも掲載されています。ソウル以外では仁川（インチョン）の本格的IR（統合型リゾート）施設「パラダイスシティー」と、「パラダイスホテル釜山（プサン）」に店舗があります。
新館の建物は地下１階、地上３階構造で、階ごとに食事の用途と値段が異なります。１階が「ラウンジダイニング」、２階が「カジュアルダイニング」、３階が「プライベートルーム」になっていて、２階のカジュアルダイニングでは比較的安い値段で韓牛セットや韓牛盛り合せなどを、３階のプライベートルームでは韓牛のコース料理をそれぞれ味わうことができます。プライベートルームの利用はランチが18万ウォン、ディナーが25万ウォンとなっています。そして、BORN & BREDで一番有名なのが地下１階の「スピークイージー」です。値段は35万ウォンと少し高いですが、最上級メス牛の12種類の部位を様々な料理と食べ方で堪能することができます。BORN & BREDの自負心が詰まっているので、せっかく利用するのであれば、地下１階スピークイージーをお薦めします。
メニュー表の表記は韓国語と英語だけで、日本語はありません。日本語が堪能なスタッフもいないようなので、韓国語か英語ができたほうが困らないでしょう。
新館の営業時間は12時から22時30分（15時から18時の間はブレイクタイム、ラストオーダーは21時30分）までで、火曜日が定休日となっています。
１階のラウンジダイニングは事前予約が必要ありませんが、地下１階スピークイージー、２階カジュアルダイニング、３階プライベートルームを利用する場合は事前予約が必要です。BORN & BREDも日本語で予約可能なサイトがないので、CATCH TABLEを利用して予約します。CATCH TABLEから予約する場合はこちら（韓国語）。地下１階のスピークイージーのみ電話での予約となっています。電話番号は以下のとおりです。
地下１階「スピークイージー」010-4983-5005
※電話はつながりにくいようなので、ご注意ください。
料理の写真がBORN & BREDの公式インスタグラムに載っているので、参考にしてください。公式インスタグラムはこちら。
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※BORN & BRED［新館］の位置情報。
最寄り駅： 地下鉄５号線 馬場（マジャン）駅３番出口から徒歩３分
