今回は韓国でのコロナウィルスに関する情報をお伝えします。
ご存じの通り、今、韓国ではコロナ感染者が3,700人を突破して大きな騒ぎになっています。
韓国の芸能人たちは国難時に寄付することが当たり前になっていて、新型コロナウイルスの感染拡大が続く今回の非常事態でも芸能人の善行が目立っています。
日本でも人気のドラマ『ドリームハイ2』『キルミーヒールミー』などに出演している俳優のパク・ソジュンは、韓国で最も感染拡大が深刻化している韓国第4の都市・大邱(テグ)市のために1億ウォンを寄付しました。
彼は大邱の出身ではありませんが、現地の大変な治療状況を知って、治療機器などの購入に役立ててほしいと寄付を申し出たそうです。また、かつて日本で大ヒットを記録した『宮廷女官チャングムの誓い』で主演を務めた女優のイ・ヨンエも大邱市に5000万ウォンを寄付したことが報じられました。
その他にも、韓国で新型コロナウイルスの感染拡大が伝えられてから、多くの芸能人が寄付を表明しています。
現物支給という形で寄付を行う芸能人も出ています。女性トロット(韓国の演歌)歌手のホン・ジニョンは、いち早くマスク10000枚を武漢からの帰国者や低所得層のために寄付しました。
ガールズグループT-ARA出身のヒョミンも、マスク不足が続く大邱市民のためにマスク3000枚を寄付したと伝えられました。これだけの量を1人でかき集めたわけではないでしょうが、このような芸能人からの現物支給が少なからず役に立ったことでしょう。
韓国政府は非常事態を受けて、マスクや消毒剤の買い占め、売り惜しみを行う業者に対して、一時的な措置ですが罰則を設けました。それでも日本同様にマスク不足が深刻な状況で、不安を感じている人が大勢います。今後もそんな人々のために、芸能人による寄付が続きそうです。