「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。
日本では焼肉店で食べることが多いホルモンですが、韓国ではメイン料理として成立していて、専門店も多くあります。また、韓国ではホルモンというと、牛に加えて豚も主流です。
ホルモンメニューは、「コプチャン(小腸)」「テチャン(大腸)」「マクチャン(直腸)」「ヨムトン(心臓)」が代表的で、日本のもつ鍋に似た「コプチャンチョンゴル」という料理もあります。食事のシメには、鉄板や鍋にご飯を入れて、「ポックムパプ」にして食べるのが定番です。コプチャンを店名に据える店が多いです。
それでは、済州島(チェジュド)にあるホルモン料理の人気店を紹介します。済州島全域だと範囲が広いので、主要エリアを中心にリストアップしました。
※済州島の基本情報は、こちらを参考にしてください。
エスコートアガシで指名した女の子とのデートでも使えるお店なので参考にしてくださいね。
済州のおススメホルモン料理一覧
済州 情(チョン)コプチャン
エリア:新済州(シンチェジュ)
おすすめポイント:韓牛(ハヌ)を使用した生ホルモン
一押しメニュー:ソモドゥムグイ(牛ホルモン盛り合わせ焼き)
新済州エリアで人気のソコプチャン専門店です。コプチャンの専門店といっても、ホルモンの種類は一通りあります。この店では、韓国の高級牛肉「韓牛(ハヌ)」を使用しています。当日に仕入れた新鮮な生ホルモンは、食肉軟化剤を使用せずに下処理されています。
この店でお薦めしたいメニューが「ソモドゥムグイ」です。いろいろな部位のホルモンを食べられるのに、他の単体メニューと値段が同じなので、お得感があります。ホルモンメニューは1人分約200gで、すべて2人分から注文可能となっています。
営業開始は17時からです。
情コプチャンまでは、済州国際空港からタクシーで約10分です。最寄りのバス停は「ウンナムドン」で、市内バスの複数路線が通っています。
コシネマクチャン
エリア:旧済州(クチェジュ)
おすすめポイント:済州島でどこよりも安くホルモン料理を味わえる
一押しメニュー:テジ(豚)マクチャン
済州市庁の近くにあるマクチャン専門店です。もちろん、他のホルモン料理もあります。この店で使用する牛と豚は、100%済州産です。
店名になっているマクチャンは、牛と豚の両方があります。その他はすべて牛ホルモンで、「モドゥム(盛り合わせ)」や「コンパッ(腎臓)」といったメニューが並びます。ホルモンメニューは、1人分からでも注文可能となっています。また、韓牛を使用した「チャドルバギ(牛のあばら肉)」も好評です。味もさることながら、ホルモン料理を扱う店の中では圧倒的に値段が安いのが魅力です。
12時から17時の間が休業時間なので、行く際には注意しましょう。
コシネマクチャンまでは、済州国際空港からタクシーで約10分です。最寄りのバス停は「済州市庁(チェジュシチョン)」で、市内バスの複数路線が通っています。
漢拏山(ハルラサン)コプチャンチョンゴル
エリア:中文(チュンムン)
おすすめポイント:済州島観光に欠かせない店
一押しメニュー:ソ(牛)コプチャンチョンゴル
済州島南部の中文エリアにあるソコプチャンチョンゴルの専門店です。
この店の食事メニューは「ソコプチャンチョンゴル」だけで、コプチャンが苦手な人でも食べやすいように調理されているのが特徴です。皿のサイズは大(3~4)と小(2~3)があって、コプチャンの量が少なければ、有料で追加することもできます。ソコプチャンチョンゴルは、焼酎との相性が抜群です。
漢拏山コプチャンチョンゴルまでは、リゾートホテルが集中する「中文観光団地」からタクシーで約10分です。空港からは遠いので、中文や西帰浦(ソギポ)に滞在した時に利用するといいでしょう。