韓国料理と言えば、「辛さ」が特徴的だと思われがちですが、実は辛くない美味しい料理も数多く存在しています。
この記事では、韓国で絶対に味わってほしい、おすすめの辛くない韓国料理をご紹介します。
地元の人々に愛される味から、観光客にも大人気の一品まで、幅広い料理を厳選。肉系、スープ・ご飯系、麺系の3ジャンルに分けてピックアップしました。次回の韓国旅行で、より一層食事を楽しみたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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辛くない韓国料理<肉系>
ボリューム満点で満足感が高い韓国の肉料理には、焼肉だけでなく、さまざまな美味しいおすすめ料理が存在します。辛いものが苦手な方でも楽しめる、食べやすい肉料理は以下の通りです。
- サムギョプサル
- テジカルビ
- ポッサム
- チョッパル
- チキン
- タッカンマリ
それぞれの魅力について詳しくご紹介します。
サムギョプサル
サムギョプサルは、韓国料理の中でも代表的な肉料理。豚バラ肉を焼いて、野菜やニンニク、サンチュなどと一緒に巻いて食べます。「ヤンニョム」と呼ばれるタレは自分で辛さを調節できるので辛さが苦手な方でも安心して楽しめます。また、野菜を一緒に食べることで栄養バランスの良い食事になることも嬉しいポイントの一つ。日本人にも馴染みのある韓国料理の一つで、韓国旅行初心者さんにもおすすめなメニューです。
テジカルビ
テジカルビとは、「豚カルビ」のことで、韓国の焼肉の一つです。豚バラ肉をタレに漬け込んで炭火でじっくりと焼いた料理で、タレが豚肉にしっかりと染み込み、ジューシーで香ばしい味わいが特徴です。また、サンチュ、ニンニク、玉ねぎなどを一緒に巻いて食べることも多く、それぞれの食材の風味が豚肉と相性抜群です。さらに、冷麺と一緒に食べることで、爽やかでさっぱりとした味わいが楽しめます。
ポッサム
ポッサムは、香辛料入りのスープで茹でた豚肉をキムチやニンニク、野菜で包んで食べる韓国料理です。豚肉は柔らかく、しっとりとした食感が魅力的です。クセがなく、さっぱりとした味わいが特徴で、日本人にも人気があります。ポッサムは、専門店やチョッパル専門店で楽しめるほか、最近では「ポッサム定食」のような一人でも気軽に食べられるメニューも増えています。キムチや野菜と一緒に食べることで、バランスの良い食事になるのも魅力のひとつです。
チョッパル
チョッパルは、韓国の豚足料理の一種です。香辛料入りのスープで豚足を煮込んで作ります。臭みがなく、プリプリとした食感が魅力的で、コラーゲンやタンパク質が豊富で美容効果も高いことで知られています。同じく韓国料理の代表的な一品であるポッサムと同じく、キムチやニンニクを野菜で包んで食べるのが一般的です。
チョッパルはマッコリや(ソジュ)といった韓国のお酒とも相性抜群。お酒のお供にいただくのもおすすめな料理です。
チキン
韓国のチキンは、外側はカリッと揚がり、中はジューシーで、一口食べるとクセになる美味しさがあります。韓国独自のソースやスパイスで味付けされ、辛さや味のバリエーションが豊富な料理です。辛いものが苦手な方には、オリジナルのフライドチキンやチーズ味、カンジャン(醤油)味のものがおすすめ。
また、油っぽさが気になるという場合は、昔ながらのチキン「トンタッ」もおすすめです。トンタッはオーブンでじっくり焼き揚げた鶏の丸焼きです。バーベキューソースで味付けされており、お好みのマスタードや塩をつけていただきます。
韓国ではチキンは夜食としても人気があります。お店に行って食べるほか、デリバリーで楽しむのも良いでしょう。
タッカンマリ
タッカンマリは、韓国流の鶏の水炊きで、鶏肉と野菜が一つの鍋に入っている料理です。鶏肉は一羽丸ごと使用され、コクのあるスープが特徴です。具材を自分好みにアレンジできる点が魅力で、家族や友達と楽しくシェアできる一品です。特製のタレは自分で作るので辛さの調節が可能。最後のシメに麺を入れて食べるのが定番でボリュームも満点です。タッカンマリは寒い季節にぴったりの温かい料理として、特に冬場に人気がありますよ。
辛くない韓国料理<スープ・ご飯系>
スープやご飯系の韓国料理は、一人前から注文が可能なため、一人旅での食事にも大変おすすめです。辛くないスープやご飯系の韓国料理は以下のようなものがあります。
- ソルロンタン
- サムゲタン
- お粥
- キンパ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ソルロンタン
韓国の代表的なスープ料理であるソルロンタンは、牛骨を長時間煮込んで作られる濃厚で白濁したスープが特徴。提供された時点ではほとんど味付けがされておらず、自分で塩や胡椒などをいれて味を調節します。キムチやカクトゥギ(大根キムチ)の汁を少し入れても美味しくいただけます。
ソルロンタンはコラーゲンが豊富で、美容や健康に良い料理として有名。あっさりとした味わいのため韓国では朝食や二日酔いのときの"酔い覚まし料理"としてよく食べられています。
サムゲタン
サムゲタンは、生後数十日の若鶏にもち米や高麗人参、なつめ、栗などを詰めて長時間煮込んだ韓国の伝統料理です。じっくり煮込まれた鶏肉は、とっても柔らかく箸を入れるとほろっとはがれるほど。鶏の出汁がたっぷりと染み出たスープは、食欲のない時でも口当たりが優しく食べやすい味わいです。
サムゲタンは、滋養強壮や疲労回復にも効果があると言われており、特に夏の暑い時期には韓国では欠かせない料理となっています。優しい味わいと豊富な栄養価で、辛いものが苦手な方や健康志向の方に人気のある一品です。
お粥
韓国のお粥は、その滑らかな食感と優しい味わいが魅力的です。野菜、魚介、肉などの具材が日本のお粥に比べて多様で、さまざまな食材を楽しむことができます。味付けのバリエーションも豊富で、自分好みのスタイルでカスタマイズして楽しめるのも韓国のお粥の特徴です。
お粥は消化が良いため、朝食や体調が優れない時にもおすすめです。また、食べすぎた翌日や胃が弱っている時にも、お粥は胃腸に優しい食事として最適です。韓国のお粥は、健康を気にする方や胃腸の弱い方にも安心して食べられるメニューです。
日本人に特に人気があるのはアワビを使ったお粥。濃厚で上品な味わいで、ちょっぴり贅沢な朝ご飯にぴったりです。
キンパ
キンパは、韓国の巻き寿司で、その魅力は豊富な具材と味付けのバリエーションです。野菜、卵、ツナ、チーズなどさまざまな具材が使用されており、多彩な味付けやアレンジを楽しむことができます。最近は、お米の代わりに卵を使用したダイエットキンパも若い女性の間で注目されています。
キンパは持ち運びに便利で、韓国ではピクニックやお弁当としても定番のメニュー・ブンシク店と呼ばれる軽食専門店やコンビニエンスストアでも購入できるため、手軽に味わうことができます。キンパはおやつとしてもおすすめで、さっと食べられる手軽さが魅力です。
辛くない韓国料理<麺系>
韓国の麺料理は日本とは異なる独特の魅力があり、出汁や素材の味を生かした辛さ控えめなメニューが多く存在しています。中でも辛いものが苦手な方におすすめなのは以下の3つ。
- カルグクス
- 冷麺
- ジャージャー麺
それぞれの魅力についてご紹介していきます。
カルグクス
カルグクスとは、小麦粉を原料として作られる平麺を使った温かい麺料理。韓国語で「カル」は包丁、「ククス」は麺を意味し、包丁で切った麺を使うことから名付けられました。もちもちとした麺が特徴であることから、韓国のうどんとも呼ばれることがあるメニューです。
カルグクスは地域によって、具やスープのダシが異なります。海産物の豊かな地域では、アサリなどの貝類を使ったパジラッカルグクスやヘムルカルグクス、農村部では鶏肉を使ったタッカルグクス、山間部ではカタクチイワシが主に使われてきましたが、現在は垣根がなくなっています。スープは辛くなくあっさりした味わいで、小さな子どもや辛い料理が苦手な人でも食べやすい一品です。
冷麺
冷麺(ネンミョン)は、韓国の冷たい麺料理。主にそば粉やでん粉などを使って作られます。元々は寒い季節に床暖房の上で食べる朝鮮半島北部の冬の料理でしたが、朝鮮戦争後に南部に移動した住民が夏の料理として食べるようになりました。今では季節を問わないメニューとして人気です。
中でも「平壌冷麺」とも呼ばれる「水冷麺」は辛さがなく、さっぱりとした味わい。スープは肉のダシとトンチミ(大根の水キムチ)の汁を混ぜて作られ、爽やかで上品な味わいが特徴です。食べる際は、酢やカラシを自分で加えて好みの味に調整します。
ジャージャー麺
「ジャージャー麺」とは、韓国の中華料理の代表格で、韓国語で「チャジャンミョン」と呼ばれます。黒味噌で炒めた豚肉やタマネギなどの具材に、水溶き片栗粉でとろみをつけたソースがかかっています。独特の香ばしい甘辛味とリーズナブルな価格が人気の秘訣で、韓国では子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。
ジャージャー麺は元々は中国から伝わった麺料理を韓国風にアレンジして作られており、種類も豊富です。麺にソースがかかったノーマルなものの他に、麺とソースが別々に提供される「カンチャジャン」や、イカやエビなどの海鮮が入った「サムソンチャジャン」などがあります。
辛くない料理まとめ
今回は、辛いものが苦手な方におすすめする、辛くない韓国料理について詳しくお伝えしました。一般的に、韓国料理は刺激的な食べ物が多いという印象がありますが、実は辛さを抑えた料理もたくさん存在しています。
ご紹介した料理は、日本人にも大変人気があり、多くの方に親しまれているメニューばかりです。韓国料理初心者の方にもぴったりで、気軽に挑戦できますよ。是非、これらのおすすめ韓国料理を参考にして、辛さを気にせず韓国料理を楽しんでみてください。