ソウルで人気の観光エリアを紹介するエリアガイド。今回は、仁寺洞（インサドン）にスポットを当てます。
仁寺洞は韓国の伝統と現代が共存する街で、伝統工芸品や骨董品を販売する店や、現代アートギャラリーが集中しています。その他に、韓国の伝統スイーツや伝統茶を味わえる茶房や、四柱推命占いができる四柱カフェも多くあります。ソウルで韓国らしい小物や雑貨を購入するなら、仁寺洞がお薦めです。
一般的に、仁寺洞と呼ばれるエリアはメインストリートの仁寺洞キルとその周辺で、地下鉄の駅でいうと、地下鉄３号線の安国（アングク）駅と、地下鉄５号線の鍾路３街（チョンノサムガ）駅に挟まれたエリアになります。
ここ近年、新しいスポットも誕生している仁寺洞の見どころをいくつか紹介します。
※仁寺洞キルの位置情報。
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仁寺洞でおススメのスポット一覧
サムジキル
メインストリートの仁寺洞キルにある工芸品専門のショッピングモールで、仁寺洞のランドマーク的存在です。サムジキルは本館（地下２階・地上４階建て）と別館で構成されていて、その中に約70店舗のショップや飲食店が入っています。事前予約なしで工芸品を作ることができる体験工房もあります。サムジキルの建物は階と階が螺旋（らせん）状のスロープでつながっていて、建物全体がアートなつくりになっています。各ショップはガラス張りになっているので、通路から中をのぞくことができます。気になるショップがあったら、気軽に入ってみましょう。
また、サムジキルでは公演や工芸品の展示といった様々な文化イベントも行われています。仁寺洞を訪れたなら、まずはサムジキルを目指すといいでしょう。
※サムジキルの位置情報。
ダイナミックメイズ仁寺洞店
ダイナミックメイズとは室内エキサイティングプログラムのことで、仲間と協力して様々なミッションを遂行しながら障害物を乗り越え、迷路からの脱出を目指すアドベンチャー体験施設です。ダイナミックメイズは韓国国内に何か所かありますが、ソウルである場所は仁寺洞だけです。仁寺洞店があるのは、韓国初の体験型トリックアート博物館「博物館は生きている（ALIVE MUSEUM）仁寺洞店」の地下１階です。ダイナミックメイズは若いカップルに大人気ですが、子供から大人まで十分に楽しむことができます。結構活発に動くので、動きやすい格好で行くことをお勧めします。
ダイナミックメイズ仁寺洞店の入場料は１人12000ウォンで、博物館は生きている仁寺洞店とのお得なセット料金もあります。せっかくなら、様々なトリックアートを鑑賞することができる博物館は生きているも併せて訪れてみるといいでしょう。
※博物館は生きている仁寺洞店の位置情報。
アンニョン仁寺洞
フード・ショッピング・ギャラリーが一体となった文化複合モールで、2019年に誕生したばかりの新スポットです。ここには、無料通信アプリ「LINE」のキャラクターグッズが手に入る「LINEフレンズ」、韓国のコンビニ最大手のGSグループが運営するドラッグストア「lalavla（旧名称Watsons）」、韓国３大芸能事務所のYGエンターテインメントに所属するアーティストたちのグッズを購入することができる「YG PLACE」など、全部で約80の店舗が入店しています。
アンニョン仁寺洞には、たくさんのカフェやレストランがありますが、その中でもミシュランガイドソウルのビブグルマン部門に選ばれている「烏斤乃（オグンネ）タッカルビ」と、韓国風トンカツ（韓国語では「トンカス」）の有名店「101番地 南山（ナムサン）トンカツ」が人気となっています。
また、アンニョン仁寺洞の５階から上のフロアには４つ星ホテルの「ナインツリープレミアホテル仁寺洞」が入っています。仁寺洞はソウルを代表する観光スポットの景福宮（キョンボックン）や昌徳宮（チャンドックン）、日本人観光客に人気の明洞（ミョンドン）に近いので、観光の拠点としてピッタリなホテルです。
※アンニョン仁寺洞の位置情報。
