釜山アガシとのデートでも使えるマッチプ紹介 ～プルコギ編～

「マッチプ」とは、韓国語で「おいしい店」のことです。

「プルコギ」は、韓国を代表する肉料理です。焼肉と混同されがちですが、プルコギは牛肉を野菜やきのこ、タンミョン（韓国の春雨）などと一緒に醤油ベースの甘いタレで煮込んで調理するので、すき焼きに近い料理です。そして、牛肉を使用して作るのが一般的です。サンチュに包んでも食べます。

プルコギは地域によって、違いがあります。主流となっているのは、鍋のように煮込んで食べる「ソウル式」です。それに対して、「彦陽（オニャン）式」など、炭火に網を載せて焼くスタイルのプルコギもあります。釜山は地理的に彦陽から近いため、「彦陽プルコギ」の店がソウルよりも多くあるのが特徴です。

今回は、韓国第２の都市・釜山（プサン）ならではのプルコギ店を紹介します。釜山といっても範囲が広いので、観光スポットから近く、アクセスが便利な店に絞ってリストアップしました。

エスコートアガシで指名した女の子とのデートでも使えるお店なので参考にしてくださいね。

釜山でおすすめのプルコギ店

彦陽プルコギ プサンチプ

おすすめポイント：釜山を代表する彦陽プルコギの名店
一推しメニュー：オニャンプルコギ［韓牛 200g（２人前）］

30年以上の伝統を誇る彦陽プルコギの店です。釜山のビーチで海雲台（ヘウンデ）と双璧をなす、広安里（クァンアルリ）海水浴場の近くに店はあります。

この店では、韓国の高級牛肉「韓牛（ハヌ）」の雌牛のみを使用しています。オニャンプルコギは２人前から注文可能です。プルコギ以外に、珍しい部位の焼肉メニューも多数取りそろえていえます。

壁のメニュー表には日本語表記があります。

最寄り駅：釜山地下鉄２号線　金蓮山（クムニョンサン）駅３番出口から徒歩５分

コンブル　南浦洞（ナムポドン）店

引用：https://www.pusannavi.com/food/2273/

おすすめポイント：１人前7500ウォンの格安店
一推しメニュー：コンブル［各種］

韓国に50を超える店舗を持つプルコギ専門チェーン店です。南浦洞店は、観光スポットの「国際市場」や「富平（プピョン）カントン市場」から近い場所にあります。

看板メニューであり、店名にもなっている「コンブル」とは、「コン（豆もやし）ナムルプルコギ」の略で、鉄板の上で炒めて食べる料理です。チーズやキムチ、海鮮など、６種類のコンブルメニューがあります。何といっても、１人前7500ウォンから注文できる安さが最大の魅力です。

釜山には他にも店舗がありますが、南浦洞店が一番利用しやすいです。メニューには、日本語表記で料理の説明が載っています。

最寄り駅：釜山地下鉄１号線　チャガルチ駅７番出口から徒歩４分

さらにプルコギには、牛肉の代わりにアヒルの肉を使用した「オリプルコギ」もあります。釜山が属する慶尚道（キョンサンド）地方でよく食べられる料理です。このオリプルコギを食べられる店も紹介しておきます。

西面（ソミョン）チプ

おすすめポイント：健康にいい「硫黄アヒル」を使用
一推しメニュー：オリプルコギ

釜山有数の繁華街であり、地下鉄１号線と２号線が唯一交わる西面駅の近くにある鶏料理専門店です。細い路地の建物の２階に店はあります。外国人観光客とは縁のない、地元の小さな食堂です。

この店のオリプルコギには、硫黄を食べさせて育てた硫黄アヒルの生肉を使用しています。韓国では、硫黄アヒルは体にいい食材として知られています。オリプルコギは１人前（200g）6500ウォンと安く、サイズ注文（小・中・大・特大）やセット注文も可能です。この他に、アヒルの水炊きや薫製、参鶏湯（サムゲタン）といったメニューもあります。

初めて行くには店の場所が非常に分かりにくいので、店の地図を持参しましょう。

最寄り駅：釜山地下鉄１・２号線　西面駅４番出口から徒歩３分

マッソムンオリコギ

おすすめポイント：海雲台では有名なローカルマッチプ
一推しメニュー：セン（生）オリプルコギ［韓国産 1100ｇ］

比較的、海雲台に近い場所にあるアヒル料理専門店です。店は３階建てなので広くて、店内は清潔感があります。接客も丁寧だと、地元では評判です。

看板メニューのオリプルコギには、アヒルの生肉だけを使用しています。サイズは１つだけで、35000ウォンで２・３人前の量になります。甘辛いヤンニョム（味付けたれ）がおいしさの秘密です。メニューは他にもアヒルの水炊きや、「チュオタン」というドジョウ鍋もあります。韓国の飲食店らしく、付け合わせのおかずがたっぷりと出てきます。

最寄り駅：釜山地下鉄２号線　萇山（チャンサン）駅４番出口から徒歩７分

釜山のおすすめプルコギ店まとめ

珍しい料理を食べたい人にオリプルコギはお薦めですが、どちらの店も日本語表記がなく、観光客向けではない地元客向けなので、少しでも韓国語ができたほうが困らないでしょう。